12/7(土)はファシリテーション特別講座の最終回、「準備の7割はこれでOK!皆がその気になるアウトカム設定の秘訣」を実施します。講座の担当講師はマーロンことビーネイチャースクール代表の森雅浩。今回のインタビューは、この企画・テーマに対する鋭いツッコミを期待して、トミーこと冨岡武さんに聴き役を依頼しました。講座への想いとその背景にある実体験をまとめてお届けいたします。日々ファシリテーションの実践に取り組んでいる皆さんの参考となれば幸いです。
(聴き手:冨岡武 話し手:森雅浩)
アウトカムの秘訣は「主語」と「幅」
冨岡:マーロンがそれ程大事にしていた言葉とは知らなかった。聞いてみるものだね。僕も「アウトカム」は使うけれど、マーロンの言うような「来た!」というニュアンスをそこまで含めたノリでは使っていなかったな。で、実際に「来た〜っ」と思えた具体例を聞いてみたい気がしてきた。自分なりに「来た!」と思えるようなアウトカムが作れて、実際の会議も楽しくなったようなケース、ない?
森 :今ね、里山キッズ[1] という町田での社会貢献活動に関わっていて、その実行委員会の会議が年3回あるんですよ。活動自体は毎月やっているものなんだけどね。自分は実質的には会長みたいな役割で、実務には関わらないんだけど、会議では全体の方針を決めたりするの。この前、そのミーティングに向かう道中でアウトカムを考えたん
だけど、あれは良かったよね。