2020年11月23日(月・祝)に、『対話と気づきのラーニングコミュニティ 〜集いあい、問いあうことから、はじめよう〜』をオンラインにて開催しました!
今回のテーマ「集いあい、問いあうことから、はじめよう」
これは、Be-Nature School ファシリテーション講座監修の中野民夫さんが、ジョアンナ・メイシー氏と歩んでこられた経験の中で、大事にされてきた言葉を受けて決まりました。
ラーニングコミュニティの前半は、たみさんの話題提供から。
いま、このコロナ禍でオンライン化した状況において、大学の授業ではどんな実践をされているか、
ジョアンナ・メイシー氏に出会った当時、どんな環境下でどんな行動・決断をしてきたのか、
そして、集い合い、問い合うための重要なスキルであるファシリテーションに繋がっていくこと、
2曲の歌と共に、お話していただきました。
「集いあうこと」「問いあうこと」が持つ力の大きさを深く感じて、後半は、講師7人が立てた「問い」ごとの分科会に別れての対話の時間を過ごしました。
中野民夫「オンラインでもできることはたくさんあるけど、失ったものは何?」
大枝奈美「次のことを考える前に、今ここで言いたいことはなんですか?」
鈴木まり子「性の多様性を理解することから見えてくるものは何だろう?」
冨岡武「あなたが、難しいけれど何とかしたいと思うこと、難しいけれどやってみたいと思うことは何ですか?」
徳田太郎「〈社会〉をファシリテーションするって?」
浦山絵里「幸せって、なんですか?」
森雅浩「いい大人にとって“夢”ってなんだろう?」
時間を区切って、2つの分科会に参加できる形で実施したのですが、どれも興味深いテーマで、みなさんかなり悩みながら選ばれていた様子でした。分科会1セッションは30分。あっという間の時間ではありましたが、その中でまた新たな気づきが生まれたようです。
オンラインでは、自分が選んだところ以外の分科会の様子が見えない、というのが残念な点ではありますが、その分、終えた時のみなさんの表情から、充実した時間であったのだろうと想像が膨らみました!
最後は、今日の時間をふりかえり、共有して終了。
その後の「お茶べり会」にも多くの方が参加してくださり、とっても賑わいました!
コロナ禍というかつてない先の見えない状況の中でも、
人と集まって、問い合って、想いを伝え合える場は
やっぱり心地よくて、エネルギーを受け取ることができる。
普段は忘れかけているつながりを実感したり、
見過ごしていた自分の思いに気付いたり、
自分たちが秘めている大きな可能性を感じられたり。
集いあい、問いあうことから、あらゆることが動き始めて、広がっていく。
どんな状況であろうとも、変わらない大切なことを、
今一度このBe-Nature Schoolの場で、
みなさんと共感できた時間になったと思います。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!!
そしてまたこれからも、よろしくお願いいたします。
事務局 後藤