2013/10/19(土)にファシリテーション特別講座「あなたのファシリテーション
5割は余分です~ファシリテーターの思いがカラマワリするとき」が実施されました。講師は鈴木まり子。
刺激的なタイトルのこの講座。参加メンバーもそれぞれの現場でファシリテーションの実践を積んできた方が多く、濃い1日になりそうな予感がします。
まずはテーブルを囲んで座り、テキストを輪読。そこからの気づきを分かち合うことではじまりました。世の中では良くあるスタイルかと思いますが、Be-Nature Schoolのファシリテーション講座では全く新鮮な立ち上がりです。
その後も、構成されつつもある意味「非構成的」に講座(というよりもワークショップ、もしくは対話の場)は進みます。
そもそも「余分な事」ってなんだ?余分なこと自体はファシリテーションとは言わないのでは?ファシリテーターが余分な事をしてしまうのはなぜか?等々・・・。
一般論として語るとなんだかもやっとしますが、個別のしかも自分の体験を掘り起こし、照らしあわせ、さらにそれをメンバー間ですりあわせることで、また自分事として戻ってくる。場と自分の間をテーマに関することがぐるぐると形を変えて循環していくうちに、気づきや学びが自分の中に積まれていく感じでしょうか。
ふと気づくと、この講座自体が極力「余分な事」を排除した組み立てになっていたわけで、ファシリテーター(この講座においては講師)も意識的に場面によって関わり方を変えていたりしています。なるほど、この講座自体も場の進め方とファシリテーターの関わりをひもとく素材になっていたわけですね。
たっぷり6時間の対話の場。予想どおり濃いものになりました。次回のファシリテーション特別講座は『準備の7割はこれでOK~
皆がその気になるアウトカム設定の秘訣』です。わたくし、森が担当しますので、是非ご参加ください!
【森】