台風。このどうにもならない、自然の動向を注視する(といってもネットの情報を通じて)ことから「マインドフルリトリート屋久島2018夏」は始まりました。
なんたって、皆や講師の中野民夫さんが飛び立つ時間帯ドンピシャに台風13号が羽田直撃の予報だったので。
でも、結果的に飛行機は飛び立ち、屋久島には全員が無事に集合!よかったです。
実は、航空便の欠航を見越して前日に新幹線で博多まで入り一泊、翌朝鹿児島まで新幹線で移動し、そこから高速船で屋久島入りした方もいました。大変でした。ホントに。
そんな僕らを屋久島はまず晴天で歓迎してくれたあと、山に入ったときは木々が潤う雨を降らせ、川で遊ぶときは太陽と雲のコントラストを見せ、いきなりの激しい雨をふらせたら太陽を輝かせ、夜は満天の星を降らせる、などなど、様々な表情を見せてくれました。それはまさに最高のコンディションでした。

鹿児島からのフェリーで屋久島入りは旅情溢れるお勧めの方法

本然庵のすぐそばには沢が!暑い夏は水に入ってクールダウン
毎朝のヨーガに瞑想、一日を深くゆっくりと過ごす「A day of mindfulness」、深い原生の森を歩く1日、ダイナミックな滝と海が出会う1日。そして温泉、美味しい食事、仲間や自分自身との対話。

朝日を浴びてデッキでヨーガと瞑想。マインドフルに一日を過ごす秘訣

屋久杉の森で大樹を実感し悠久の時に想いを馳せる

瀑布の風圧と水滴で、その力づよさを全身にあびる

滝がなだらかな流れとなり海に合流する浜で記念撮影

4日間の締めくくりは、瞑想で
まさにマインドフルで、様々な出来事がとっても贅沢なリトリートでした。
【森 雅浩】



まずは身体の調整から。梅雨から夏にかけての身体は、湿気や熱気で腰が重たくなっています。そんな季節を変えていく焦点になる身体の部位を、意識して動かしてみることや、また、焦点となるところとつながりのある部位を動かすことによって、すっきりと腰が軽やかで「上半身に気張りがなく下半身が安定している」自然体に戻っていきます。
ただ「願う」以上に「空に誓う」という今回のコンセプトに忠実に、参加者の皆さんが、真摯に自分の奥深くにある願いに向き合い、具体的にあらわして「実現させます」と誓う姿に、感銘を受けました。
2日目の早朝からの瞑想を通じて、自分の身体の奥深くに「願い」を刻みこみ、最後に願いを燃やして、天へと届けました。
信州の地野菜や果物が美味しくて、身体が喜んでいました!