入門レポート用

2015年5月7日(木)、恵比寿のセミナールームにて「ファシリテーション講座 入門セミナー」が行なわれました。
今回は、ビジネスや教育現場、医療・福祉、地域活動などの分野でファシリテーションを活かしたいという8名の方々がご参加くださいました。

参加された方からの感想をお送りします。
・ファシリテーションを学ぶ際の導入としてとても面白かった。
・職場の会議に役立てたいと思います。
・ワークショップや研修・セミナーなどで活用できそう。
・ファシリテーション自体も、すすめ方も楽しく勉強になりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の「ファシリテーション講座 入門セミナー」は、6月3日(水)の開催を予定しています。
https://benature.sakura.ne.jp/bns_bk2024/archives/3471

[事務局 安西]

プロファシリテーターとして活躍する冨岡武氏が「写真」を通して体得した「自らの感性を磨く」プロセスを、実際にカメラを持って体験します。

一見、関係のないように思える「写真」と「ファシリテーション」ですが、講師の冨岡武さんは、長年写真を撮り続ける中で、写真を撮ることが自分のファシリ テーションに大きな影響を与えていることに気がつきました。

写真を撮影して発表するまでには「1.丁寧に見て対象を捉える(撮影する)」。 つぎに「2.撮影した写真のなかから直感に従って作品を選ぶ」、さらに「3.他者 からの評価の違いを受け止める」というステップがあります。

冨岡氏は、この写真の3つのステップを繰り返すうちに、ファシリテーションで大切にしている3つのポイントをより意識にするようになったといいます。

それは
1)丁寧に人と場を見る
2)自分の直観を大切にする
3)違い(多様性)を尊重する
、の3つです。

ファシリテーションのスキルとマインドを深めるために、あえて写真の世界で思い切り自由に遊んでみる。そこからファシリテーターの感性につながる発見を確認していく。そんな時間を冨岡武氏のファシリテートで味わってください。

※「リピーター」とは:過去Be-Nature Schoolのファシリテーション講座(入門セミナーを除く)に参加した方を指します。

※当日撮影した中からお気に入りの1枚をフォトフレーム(はがきサイズ)に入れてプレゼントします。

 
 
 

講師 冨岡武氏からメッセージ

ファシリテーションがうまくいかずにモヤモヤしている方、最近何となくマンネリ化してファシリテーションがつまらなくなっている方、ちょっと視点を変えてアートにヒントを探してみませんか?

今回のテーマは「正解のない写真」×「正解のないファシリテーション」。
写真とファシリテーションには共通する“楽しさ”と“難しさ”があるとずっと感じてきました。それは「正解がない」ものを創るという点。スキルだけではできないアートな側面です。

真剣に写真を続けて7年。試行錯誤を通じて「丁寧に感じること、よく見ること」、「直観を信じて選ぶこと」、「勇気を持って表現する(見せる)こと」、「返ってきた肯定も否定も無関心も受け止めること」、「他者(=自分との違い)を楽しむこと」、「表現をした他者(の勇気)を尊敬すること」を本当に少しずつ、でも体験的に学んできました。

そしてそれらは、(スキルが強かった)自分のファシリテーターとしての在り方に「丁寧に場を感じること、個人を見ること」、「相手と自分の直観を信じること」、「勇気を持って表現すること」、「他者と違ってもいいこと」、「何かを表現すれば肯定も否定もセットだということ(だから否定を怖れなくていいこと)」、e.t.c.を理屈ではなく実感として大切にする姿勢を加えてくれました。

今回の特別講座では、写真の3つのアクティビティ
1)丁寧に感じる、見る(そして撮る)
2)直観を信じて選ぶ
3)(お互いの写真を見せて)自分との違いを楽しむ
を体験するプログラムを用意しました。

写真経験は不問です。カメラは携帯でも十分です!
自分で撮って自分で選んだ1枚をその場でプリントし、フレームに入れてプレゼントします。
手軽にできるアート「写真」で遊びながら「ファシリテーション」のヒントを一緒に探しましょう!

 

 

冨岡武 プロフィール

tommyコンサルタント/ファシリテーター
筑波大学卒。ビジネス・ブレークスルー大学院修了(MBA)。大手製造業、外資系コンサルティング会社を経て独立。

「KY(答えを読む)からKT(答えを創る)へ」をコンセプトにした問題解決思考の参加型研修を10年以上続けている。研修よりも練習をテーマにe-leaning講座とWEB上のディスカッションを組み合わせた新しいファシリテーションにも取り組んでいる。
共著に『ファシリテーション –実践から学ぶスキルとこころ』(岩波書店) など
趣味は写真、トライアスロン、バックパック旅。
第10回リコーフォトコンテストPhoto Style賞、雑誌「PHaT PHOTO」写真コンテスト1位入賞などの受賞歴がある。

 

 

講座内容

■オリエンテーション
■ワーク1:丁寧に見る(撮る)
■ワーク2:直観で選ぶ
■ワーク3:違いを楽しむ
■振り返り ファシリテーションの現場に繋げる振り返り
 

 

持ち物

・デジカメ(スマホ可 メモリカード or WiFi送信対応、フィルムカメラ不可)
・筆記用具、ノートパソコン(撮った写真を大きな画面で選びたい方)

服装

屋外で撮影する時間があります。動きやすい服装・靴でお越しください。雨天は雨具(傘など)をお持ちください。

熊澤氏の話に身を乗り出すBe-Nature森

熊澤氏の話に身を乗り出すBe-Nature森

2015年4月23日(木)に渋谷Be-Nature Schoolにて、「今を生きるための「遺書を書く」習慣」、が実施されました。

茅ヶ崎で体験農場を営むゲストスピーカーの熊澤弘之さんは、久々に渋谷に来たそうで、その人の多さに改めてビックリしたそうです。でも、会場のBe-Nature周辺は渋谷でも静かなエリア。落ち着いた雰囲気でよかったです。

本企画は飲みながらトークを展開するイベントなので、参加の皆さんが来場する前に、まず私、Be-Nature代表の森と熊澤さんで乾杯してアイドリングスタートです。

Be-Natureの料理人・蓮池陽子がつくったおつまみ料理をいただきながら、皆さんを待ちます。
ちなみにメニューは
・スパイシーミートローフ
・ベビーホタテのセビーチェ
・新じゃがのアンチョビサラダ
・サバとトマトのオムレツ
の4品。これがいずれもうまかった!ちなみに参加費には料理お好きなもの2品と,1ドリンクがついています。

さて、皆さんお揃いのところでオープニングの乾杯。参加の動機などを伺いながらトーク展開です。後半は各テーブルにスピーカーも混じっての対話の時間も持ちました。

ところで、今回のイベントは、Be-Nature Schoolファシリテーション講座の受講生にして、様々なところでコラムを寄稿している白澤さんに取材をお願いしました。
その文章も5月後半にはBe-Nature Schoolのホームページに掲載されますので、おたのしみに!

このスタイル、なかなかいいですね。またやります。次は6月中下旬を予定中です。お楽しみに!

[森]

 

会場を外から覗くとこんな感じ

会場を外から覗くとこんな感じ

おつまみ料理がおいしいです

おつまみ料理がおいしいです

テーブルごとの対話セッションもありました。

テーブルごとの対話セッションもありました。